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B2Bマーケティングに関するよもやま と 雑記

【B2Bマーケティング】仮にマーケターの言うとおりに営業が動いたらどうなるだろう?

マーケティング部と営業部門が仲悪いとか、実際の所どうなんだろう。仲良くしましょう、とか小学生じゃないんだし、お互い割り切って仕事した方がよっぽど生産的だ。

 

B2B)マーケターの課題って、「成果が見えない」「営業がリードを追わない」「コンテンツが作れない」大きくはこの3つでしょうか。

 

  • 「成果が見えない」=営業がちゃんと報告する。
  • 「営業がリードを追わない」=営業がきちんとフォローする。
  • 「コンテンツが作れない」=営業がネタを提供する。

を実践してみたら万事解決なんですよね。この3つを仮に営業がすべて、提供した場合何が起きるんだろうか?

 

 

営業A:「それではご報告します。先月マーケティング部より50件のパスがあり、50件全部回らせて頂きました。そのうちの10件は情報収集が目的で、予算はありませんでした。40件は具体的に検討中でした。さらにこのうち10件は既に競合他社に決定しており、いわゆる当て馬でした。30件のうち、うちだけに相談しているのは2件、残りの28件は他社にもお声掛けをしているコンペとなります。一番最初にうちに相談したのは3件、2番目に相談をしたのは10件、3番目に相談をしたのは10件、4番目に相談を受けたのは5件となります。」

 

営業B:「続きまして、この30件に弊社の印象をヒアリングしたところ、ネガティブが27件、ポジティブが3件となっています。概ね、不満がある事がわかりました。ネガティブの具体的な意見としては、資料が何言っているか意味不明、WEBから情報がわかりにくい、情報が古い、信頼性に欠ける、が挙げられています。ポジティブの3件は情報量が多い、です。」

 

営業C:「続きまして、この30件のうち、商談化したのは10件となります。1番手の3件と、2番手の7件がその対象となります。残りの20件は見積もりの提示まで求められていないことから、足きりを受けたものと推察いたします。この10件から受注率30%を目指して頑張ります。」

 

営業D:「先月ご依頼頂きました、事例許可ですが5社からの承諾を得ましたのでよろしくお願いいたします。尚、先々月リリースされたA社の事例の反応ですが、クリック数は多かったものの、実際同業種のリードにヒアリングした結果、30社中、5社は興味を示していましたが、25社は興味は生まれていないようでした。また、25社中、10社は事例がリリースされていることを知りませんでした」

とか。

 

結構、ガチで営業がマーケの施策通りに追いかけて、生の声をひっぱってくると辛い事起きるような気がします。当たり前の話ですが、「責任はのしかかってくるよ」という事です。このプレッシャーに打ち勝てる人だけが、マーケターを語っても良いと思うんですよねー。その自信がなければ、ずっと営業の文句を言ってればいいんじゃないでしょうか?その方が楽ですしね。(毒)

 

 

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