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【ビジネス】サイボウズがどうして凄い会社なのか

 

東京でサイボウズのイベントがありました。

昨年もそうでしたが凄い盛り上がっていますね。

 

また、ご本人にその気はないと思いますが青野社長は夫婦別姓の件でも随分盛り上がっています。まぁシンプルに外国人との結婚はできるのに日本人同士だとできないっておかしくない?制度疲労してるんだったら直そうよ、というお話だと思うんですよね。

サイボウズ社長が提訴へ「夫婦別姓」は今度こそ実現する? 弁護士に聞いてみた

 

ここ数ヶ月でサイボウズさんの働き方改革、夫婦別姓、大型イベントと随分露出が高くなっていますが個人的にはこの記事の凄さがサイボウズを物語っていると思うんですよ。

 

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「多くの会社では、『一つのお客さまに、一人の営業をつける』という個人営業の体制をとっています。それに対し、『一つのお客さまに、一つの営業チームで対応する』というのがサイボウズのやり方です。 

 

「実はチーム営業を導入した時、どうしても個人の業績で評価してほしい人がいたら、『会社をいったん退職して、個別に契約する』という働き方を選べるようにしたんです。でも今のところ、このオプションを選択した社員はいません。つまり、そこまで本気で個人戦を望んでいる人はいないのだと分かった 

 

実践して答えを出しているから、堂々と話せるわけなんですよね。

極めつけは、

たとえ「仕事を断るなら、君の会社は使わない」と言われたとしても、「むしろラッキーだと受け止めればいい」と青野氏。

「残業を強要するクレーマーな顧客を手放せば、定時までの仕事で満足してくれる別の顧客を開拓する余裕が生まれる。限られた時間でより効率的に成果を出せるお客さまに力を注いだ方が、生産性は間違いなく上がります。

 

これをTOPが言えるかどうか、なんですよね。

多くの会社が、ここでコケている気がします。オモテ上、働き方改革を言ってるけど、売上さがると困る、顧客満足度は維持しなきゃいけない、わかるよね?という忖度を強要するわけです。

 

TOPが残業を強要する企業をクレーマー、として位置付けてくれるだけで、たとえそこからの売り上げが下がっても他のお客様により良い支援をしてお金を稼ごう、とメンバーのモチベーションはあがると思うんですよ。これが下から上の正しい「忖度」だと思うわけです。

 

同じ忖度でも、「本音と建て前わかるでしょ?」なのか、「上が僕たちを守ってくれているんだから頑張らなきゃ」どちらが幸せかは言うまでもないですね。

TOPが外部に向けてこれを言い切れている点も凄いと思います。

 

 

 

 

 

 

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